家の中や室内空間の感染症対策としてできること[床編]
県境をまたぐ移動制限が解除になり、長野市内にも賑わいが戻ってきましたね。 制限が解かれたことによる解放感を感じつつも、第二波への対策やウイルスとの共存の仕方、 今後の感染症対策が重要になってきます。
特に、手洗い・マスクができず、抵抗力や免疫力の低い赤ちゃんがいるご家庭や 重症化しやすい高齢者のいるご家庭は、不安も大きいですよね。 幼稚園や保育園、小学校に通っているお子様がいると、外からウイルスや雑菌を持ち込む確率もアップ。 家族感染も多く、家の中での対策をどのようにしたらいいのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
■床からはじめる家の中や室内空間の感染症対策
空気中に存在するさまざまな菌・カビ・ウイルス・VOC(シックハウスの原因物質)は、一定の湿度を超えると床に蓄積します。
外から持ち込まれた目に見えないウイルスに怯えることなく、安心して快適に過ごしたい家。 そこで、家の中でできる対策の一つとして、床材を変えるという方法があります。
■抗菌・抗ウイルス「可視光型光触媒」技術採用の床
※写真は株式会社イクタ様よりお借りしています。
・太陽光だけでなく、室内の蛍光灯やLED照明が当たるだけで、菌やウイルスを分解・除去 ・効果は半永久的 ・菌や汚れの蓄積で発生する臭いも大幅低減 ・アレルギーの原因になるVOC(シックハウスの原因物質)も軽減
保育園などでも導入され始めています。 家や室内空間の感染症対策になるだけでなく、空気清浄機や消臭剤などのコスト低減にもなる床材です。
●性能データ
《インフルエンザウイルス》
蛍光灯を照射し、8時間後のウイルス残存数 無加工の床材:110万→11万 可視光型光触媒技術採用の床材:110万→830 約99.9%減少
《ノロウイルス》
蛍光灯を照射し、8時間後のウイルス残存数 無加工の床材:620万→13万 可視光型光触媒技術採用の床材:620万→100以下 ほぼ100%減少 《大腸菌》 蛍光灯を照射し、24時間後の菌残存数 可視光型光触媒技術採用の床材:2000→0 100%減少
《黄色ブドウ球菌》
蛍光灯を照射し、5時間後の菌残存数 可視光型光触媒技術採用の床材:2000→0 100%減少
新型コロナウイルス感染症をきっかけに、家の中で過ごす時間も増えました。 また、今後ウイルスと共存していくためにも、室内空間を安心して過ごせる場にするための対策が必要になってきました。 以前ご紹介した、抗菌・抗ウイルス機能を備えた塗料、に加え、今回は床からはじめる対策法をご紹介しました。
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